わたなべのトレイルラン頑張ろう日記

足の遅い筆者がトレイルランニング頑張りたい日記です

②ハセツネCUPレースレポ

http://hatakofuru.hatenablog.com/entry/2017/10/10/225256

⬆︎の続きです。

 

ストックは浅間峠以降使えるルールなのですが、ストック使えると、途端に楽になりました!

 

ストックは知人からの借り物なのですがw

 

長年のスキー経験と数年のバックカントリースキー経験を活かして、ストックワークで推進力を得ました。

(多分、ストック無かったら完歩できなかった、、、)

 

ここからの区間もすでに人が少なくて、単独な感じでした。

試走はしているのですが、昼間と夜ではやはり全然違って、今が何処なのか更にわからないです。

 

それでも走れる区間もあるので、走れるところは走りました。

そしたら、急にえづいてしまい、、、

 

なんとか堪えました!

先ほどの関門でアミノ酸サプリと胃腸薬をまとめて飲んだのが、よろしくないのか、疲れて胃腸が揺れるのが良くないのか。

 

攻めの歩きでしのぎます。

 

あと、平行感覚が狂ってきてて、長い登りを下を向いて黙々と登ってると、おえーーーって

感じになったので、少し遠くを見るようにしました。

 

金曜ー土曜の雨でたっぷり湿気が溜まってるのか、第1関門前から霧は発生しており、みずらかったです。

関門でヘッドライトに黄色いフィルムフィルターを貼りだいぶ改善しましたが、それでも視界が悪かったです。

 

数㎞先の峠や大きな道標のあるポイントを目標に、次の峠、次の峠まで行こう、と気持ちを立て直しつつ進みました。

 

ケータイをアームバンドに収納してましたが、どうもアームバンドが緩くて、、、

面ファスナーだし一番きつく締めても、すぐに手首に落ちてきてしまい、邪魔だなということで、第1関門でザックに入れてしまいました。

 

つまり、写真が無いです。

f:id:hatakofuru:20171011095007j:plain

 前後に人がいなくて、霧がひどくて

ライト越しに見える風景。。。ピンボケしとるし。

まぁ、でもこんな感じです!こんなんずっと見てたら酔うでしょ!!

 

32K の西原峠の1㎞手前から、なんか行き先方面から人の声が聞こえてきました。

 

だれか助けを呼んでる?

と思ったのですが、それにしては大きな声。

 

さらに近づくと、

「ナイスランでーーーーす!」

「ファイトーーー!」

 

あ!西原峠だ!

 

そう思いました。

 

夜中に、ボランティアスタッフさんが地声で言ってくれてるんです、誰かが通る度とかではなく、これから向かってくるランナーに向かって叫んでくれてました。

 

これがものすごく励みになって。

西原峠着いたら泣けてきました。

(書きながらも泣いてしまった、、、)

 

しかも、音楽もかけてくれてて、私が着いた時には、安室ちゃんのHEROが流れてて涙腺崩壊です。

 

まだ、半分終わってないのに。

 

これ以降は、脳内、安室ちゃんで歩きました。

 

ボランティアさんいて、下山道ある峠では

「リタイヤします」と言ってるランナーがいて、

 

ええええ、、、やめちゃうの?

私は続けてて大丈夫なのーー?

 

って思いました。

 

西原峠からはコース上最高峰の三頭山への長い登りが続きます。

 

疲れてきて、ストックを使っていてもペースが落ちます。

 

35K道標の手前で、後ろの女性ランナーから話しかけられました。

 

ヤバイ、、また、遅いって思われてる??

とビクビクしてたら、

 

‘キツイですねえ’

と優しく声をかけてくれて、そこからしばらくはその方と話しながら登りました。

 

‘もう水があまり無くて、キツイですけど、話してたら気が紛れた’

と言ってくださって、こちらこそ!!!!

と言いました。

 

その女性は2回目の出場で、前回もキツくて

楽しい要素があまり無いのに、忘れてエントリーしてしまった、と言ってました。

 

すごいなあ、ハセツネCUP

 

三頭山手前の避難小屋からもボランティアスタッフさんが声を張り上げてくれてて、嬉しい!

 

後ろについていた女性と感動を分かち合おうと振り返ったら違う人だった。

 

避難小屋でもジェルを摂り、三頭山山頂へ向かいます。

 

36K 山頂からもスタッフさんが大歓迎で迎えてくれます。

スタッフさん言うには、三頭山26時だと完走キツイとのこと。

 

私が着いたの25時位?

足もまあ動いてるし、ジェルも飲めてたので

月夜見でタイムアウト

悲しいな。。。

などと考えてました。

 

ここからの下りは難しくて飛ばせません。

鞘口峠に降りる途中でスタッフさんが登ってきて、

‘エマージェンシーシートで寝転んでる人、何人いました?’

と聞かれて、

 

「シートにはくるまってないけど、四、五人座ったり横になってる人がいました」

 と伝えました。

 

過去の方のブログにも書いてあるけど、第1関門以降は登山道脇に座ってる人、完全に寝てる人がたくさんいるのです。

計画的に休んでるのか、自分と戦っているのかわからないのだけれど。

 

38K 鞘口峠に着く前に、

スタッフさんが写真撮ってくれました♪

近くにテントも張ってあり、交代勤務!

頭が下がります。

 

鞘口峠着くと、あれ?

 

友人Qさん!!

Qさんはサブ4ランナーで、トレラン体質で速いので、レース中に追いつくとか微塵も考えてなかったので、びっくりしました。

 

Qさん、なんと!

三頭山避難小屋で仮眠してたそうです。

タフネス!

そして面白すぎますww

そんなQさんの完走レポがすごく楽しみだなっ!

(ブログで煽ってみる)

 

鞘口峠からは4㎞程で、第二関門なのですが

04:00に間に合うのか?

心配すぎました。

スタッフさんは、1時間で着くよーって軽く言ってましたけど^ ^

 

でもしばらくQさんと話したりしてたら、すごい覚醒してきて、とりあえず次行くか、という気になりました。

 

Qさんもすごい元気になったー!と

さくさく登っていく(彼女はストック無し!!)

 

見えなくなったww

 

鞘口峠から第2チェックポイントは試走できてない区間で、かつ

疲れた足に来る短い急登。

諦めて戻ってくる人が多いポイント。

と聞いてました。

 

確かに登ったり下ったりで疲れます。

しばらく行くと、ゆっくり歩いている男性ランナーに追いつきました。

しばらく付いていくと、私に向かってではないのだろうけれど

コースの解説をしながら、歩いていて、足の置場がものすごく

セーフティでした。

試走していない区間でロストもしたくないし、コース解説を

聞きながら月夜見まで付いていきました。

 

03:20位に42km 第二チェックポイント到着しました。

 

大勢のボランティアさんが出迎えてくれます。

あぁ、なんとか、ここまで来れたよーーー。

 

夜中なのにみなさん元気に笑顔で対応してくれて本当に嬉しい。

そして泣ける。

 

続きます。

 http://hatakofuru.hatenablog.com/entry/2017/10/12/165847