わたなべのトレイルラン頑張ろう日記

足の遅い筆者がトレイルランニング頑張りたい日記です

グレートレース レユニオン100マイル感想

前日、グレートレースでレユニオン100マイルのドキュメントを放送していました。

推しのトレイルランナーが出場していたので、録画して見ました。

 

感想を書くのがファンの使命!!!!!

しかし文章力が無いっ!困った!

でも書くことが使命なので書きますねw

 

レユニオンのトレイルレースは、下記のように言われているそうです。

 

『こんなレースに挑むのは“愚か者”しかいない」と言われる、インド洋の孤島レユニオンで行われた100マイル(160km)レース。』

 

トップ争い、そして日本から参戦した選手たち、涙無しには語れない!!

見逃した方は↓↓どうぞ!

 

オンデマンド

http://www.nhk-ondemand.jp/share/smp/#/share/smp/goods.html?G2018086209SC000

 

レユニオンのトレイルレース、

メインレースは162kmで累積獲得高度+9,643mD+というレース。

 

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こんな感じのレイアウト。

インド洋に浮かぶ様なのに、火山でできた2000m近い山々をクリアしていかねばならない

ハードなレースだそうです。

 

番組では以下の選手の動向に注目してスタートからゴールまでのチェックポイントなどで、選手たちの様子を撮影しその動向を伝えていました。

 

・ジム(アメリカ)
100㎞位のレースで優勝したり、期待の若者

・アントワーヌ(フランス)
体内に正確なメトロノームを持つ男。クレバーな印象

・ブノワ(フランス)
優勝争いに入ることを予想されてないダークホース。過去の実績はほとんどない。アントワーヌに指南し追従した

 

日本からは以下の選手がフィーチャーされました。

・大瀬和文
元大学駅伝の選手。大滝村の役場で働くアマチュアランナー

・奥宮俊祐
自衛官。大瀬の先輩。国内でレースを運営しつつプロランナーとして生計を立てている

・鏑木毅
日本のトレイルランニング第一人者。過去2回の参加では体調不良で100㎞未満でリタイヤした

 

NHK取材班のカメラマンさん、ランナーさん!今回も走りながら取材をありがとうございます!!!

 

お祭りムードでスタートし、全速力で走っていくトップ集団。

夜のスタートなので、ライトの列が綺麗です。

南国なので、植物の様子が全然違います。

でも夜だとなんも見えないのは、ハセツネも同じですね^ ^

 

レース展開は、予想通り、ジムが弾丸のごとく飛ばして行きます。

 

アントワーヌは過去のレユニオントレイルで何度も上位に入っており、コースレイアウトを熟知してて余裕の表情で自分のペースを貫きます。

 

日本勢は大瀬さんが、好調に飛ばして行きます。

奥宮さんも上位にいたのに、コースを外れてしまい、一旦は順位を落としますがそこからの快進撃がスゴイ!

 

私はこのレースを、ネットのライブトレイルでチェックしていたけど、順位の変動だけではわからないドラマがたくさん見れて、グレートレース最高です。

 

そして、鏑木さんはスタート当初は100位くらいの位置にいました。

ライブトレイルで見てた時もびっくりしたのです。

鏑木さんは後半型なのですが、それにしてもどうしたんだろう?と。

暑くて胃腸もやられやすいからか、かなり抑えめに展開されたのだと思います。

鏑木さんが、このレースで初めて100㎞の壁を越えて、眼下に見える絶景を眺めて

「なんか元気が出た」と嬉しそうにしているのがとても印象に残りました。

 

実際、ライブトレイルで見てても100㎞以降のランクアップが凄かった!

 

そして、大瀬さんに先行されて悔しがってた、奥宮さんも途中で、大瀬さんをかわし、更なる上位を目指せる位置にいました。

奥宮さんはすごく調子が良さそうで脚も残っていそうでした。

 

そして、トップは、ジムが体調を崩し、その間にアントワーヌがかわし、そのまま一位かと思いきや、最初にゴールに現れたのは、無名のブノワ!!

 

なによりもびっくりしたのは、アシックスのウエア着てるー!

じゃなくて、淡々とアントワーヌを追いかけてかわして一位になったことです。

 

ロングトレイル、勢いだけでは制することが出来ない。だから年齢も40-50台になっても表彰台を狙える。

面白いスポーツなんです。

 

そして、奥宮さんは10位に!!

ずっと笑顔で走ってましたね。

 

鏑木さんは、途中で

「こんな順位で走るなんて、みっともないけど、でも必ずゴールします」と言ってたのが 

痺れました……泣ける。ひたすらカッコいい。

 

鏑木さんにとって過去二回のリタイヤをしたレユニオンのレース。

軽く、いや、かなりトラウマですよね。

でも、それを乗り越えたかった。

そして、三度目の正直で完走を果たしたのです。

後半50km位、胃腸トラブルでほとんど食べることができないままゴールしたらしいです。

 

大瀬さんも「吐いてもゴールします」って

言ってたし、、、

 

夜の山道、ヘッドランプの照らす先だけを見つめながら歩いてると、なんとなく車酔い?みたくなるんです。

でも、それくらいで、「もう、ダメかもーー」とか思わないっ!!!!!

 

も、もちろん、『命、大事に』が

市民ランナーの使命だと思いますが 

簡単に諦めないことも大事だなあと思いました。

諦めることは、いつでも出来るから。

 

単純にフルマラソンの走力順にゴールタイムが決まらない、トレイルランニングが大好きです。

トレイルランニングの魅力を改めて教えて貰った、レユニオンの100マイルレース鑑賞となりました。