http://hatakofuru.hatenablog.com/entry/2018/10/12/073701
⬆︎の続きです。
残りは13㎞。
9時前、日の出山に向かう階段を登り、たくさんのボランティアさんが暖かく出迎えてくれます。
標高下がるし暑くなるかも、と御岳トイレでジャケット脱いだのに、ザーッと雨が降ってきた!!
ゴールに来てくれる友人達の事が気にかかる。
傘を持っているだろうか?雨をしのげるところにいてね。まだしばらくかかるからと念じる。
スタッフの人たちが「この雨は想定外だなあ、冷えてるし、低体温あるかも!低体温!」と低体温を何回も言ってました。
通り雨かもしれないけど、かなり降ってはいるので、またジャケットを出して着ました。
グリコのワンセカンドなら飲めるかな?と試すが、やはり美味しくはない、、、がなんとか摂取。セミドライ桃も一口。これは大丈夫。
スタッフさん達にお礼を言って金毘羅尾根へ。
しばらくは走れたけど、ずっと走ってると吐きそうになるし、地面がグラグラしてるような感じもするので、歩く。
軽快に走っていくランナーに抜かされると悔しいけど、もう、ずっとは走れない。
ストックを有効に使い、とにかく少しでも早歩きをして進みました。
捕捉だけさせていた、ウォッチが電池切れ!
おいっ!!昨年も金毘羅尾根で時計が切れた。
もう少しで「あと5㎞」看板のはず!と進むけど全然無くて、残りが何キロなのかわからない。
スマホ出してジオグラフィカ見れば大体の検討はつくけど、もうそれすらも面倒に。
そしたら、後ろから
「もしかして?」とM姐さんが追いついてきた。
御前山登りの途中で別れてからは会ってなかったけど、もうすっかり元気そうだ。
睡魔との戦いが大変だったらしい。
私は今回も眠くはならなかったけど、眠いのも辛いはず。
私はもう走る気力があまり無いので、先に行ってうべきだったのかもだけど、
「一緒にゴールしよっか?」と私の口から言葉が出た。
今回初めて参戦するM姐さんのゴールを見届けたい、そんなわがままを姐さんは受け入れてくれた。
トレイル区間が終わり、コンクリ橋に出た。
あれ?あと5㎞看板は?
周りの人たちも、無かったと言っていたから見逃した訳ではなさそう。
その先のスタッフさんが、
「その看板なら無いよ」
えーーーーーーーーー!?
どういうことですかー?
葛折りのくだりを、疲れた、長い、まだ?とM姐さんと文句言いながら降りて、スタッフさんに、あと1.8㎞と言われる。
仲間に、そのことを連絡し、
もう帰れる、終われる!!と思ったら無性にコーラ飲みたくなり、
コーラ飲みたい と連絡した。
時計を見ると、22時間切れそうな雰囲気。
気力を振り絞りタラタラ走り、最後のロードが
あと500m!!
仲間を探しながら、M姐さんと走る。
「間に合う?急ごう」とそそのかされ
もう何にも残ってないけど、走る。
ゴールのマットの手前はかなりの人だかり。
仲間たちの姿を見つけて安堵。
手繋ぎゴールしちゃおうっか!と
M姐さんと手を繋いで、ものすごい
勢いでゴールマットを通過した。
しんどかったけど、帰ってこれた!
あんな状態で昨年より早く帰ってこれたこと、嬉しかった。
シューズのチップを外してもらって、完走Tシャツもらって、完走証を受け取りふらふらになりながら仲間の元へ。
仲間もすごい喜んでくれてて、少しずつ実感が湧いてきました。家族に連絡もし、
世界一美味しいコーラを飲んだ。
あれだけ食べれずにいたのに、ゴールしてしばらくしたら、ものすごいお腹すいて、大会が用意してくれてた、ぬんべえ汁や仲間が用意してくれたフルーツやお菓子などを貪るように食べた。
食べれたってことは、胃腸トラブルではないの?
走って揺さぶられるのがダメなのか?
これが解決しない限り、トレイルの100Kも厳しいと思った、、今年のハセツネ。
安全に走れるようにとご準備くださった大会関係者の方々には深く御礼申し上げます。
コース中に居てくださったボランティアさん達にもたくさん励まして褒めてくださりありがとうございました。
スタート、ゴールにて応援してくれた愛するラン仲間、わがままを許してくれる家族、こんな私のことを応援してくれた全ての方に感謝します。ありがとう。
応援に来てくれた、たまきさんのブログ
スタート編⬇︎
http://runnerfujin.blog.fc2.com/blog-entry-224.html
ゴール編⬇︎
http://runnerfujin.blog.fc2.com/blog-entry-225.html
二日間も来てくれてありがとう!!
これで一旦レポは終わりで、装備、食べれた物や量、水分量、自分のリザルト解析等を次号で書きたいです。