わたなべのトレイルラン頑張ろう日記

足の遅い筆者がトレイルランニング頑張りたい日記です

DNFレポ⑥ FUJI 2023

読んでる皆さん、お疲れ様です!
もう、疲れたでしょw?

レポ⑤↓
https://hatakofuru.hatenablog.com/entry/2023/04/29/064145

コニファーを出てからも走れないけど、早歩きして忍野で仮眠したら少し復活したかも?ということを書きました。胃腸はよろしくないです。

続きです。読むとさらに疲れると思う。

F7 きらら 125K → F8 二重曲 138K



きららエイドでは、豚汁がありました。
忍野で貰い、担いできた塩むすびと共に食べました。

暗くなってからは、グミを2個とか、ぼんたん飴2個とか、少しずつしか食べれなくて、でもお腹は空いてて、豚汁の油が気になりつつも食べれました。

ここの屋外テント仮眠室も過ごしやすそう。

トイレは道の駅の水洗トイレ。

「持って来たものが食べれなくて」というボヤキをしたら、ボランティアさんにチーズおかきを勧められ、食べてみたら美味しかったので、5個ほど貰っておやつ袋へ入れた。

飲みかけのフラスクにお湯を足し、出発。
エイド滞在20分程度。


サポートエリア、広い!もちろんもう閑散としています。

エイド出るとすぐトレイル入り、キツイと聞く
明神山登りが始まった。ここから山伏峠までは試走してない区間

まず、3Kで300m上昇なのだが、
1000m上昇なのかな?
というくらいにきつかった。
サーフェイスも砂礫っぽい感じで、ラグが食いつかない所も多く、無駄に脚が疲れました。

ピークに着くと
「次のエイドまで11キロでーす」とのこと。

遠い……

もう、脚の出力出ないので、
アミノバイタルパーフェクトエネルギーの
小さい版を無理矢理少しずつ少しずつ流し込む。
全然美味しく感じないけど、頑張って流し込んだ。

その後のアップダウンは、長すぎるし
コース脇、倒れ込んでる選手多々。

フラスクの飲み物、エイド出た時は程よいぬるさで飲めてたけど、あっという間に冷えた。
かなり気温が低く、吐く息が白い。


明神山から3K進んだ、高指山 132K
日付が変わっていた。
ここへの登りもきつくて、ズボンつまんで脚を上げたりしたし、

Backwards/三浦大知 
Backwards - song and lyrics by Daichi Miura | Spotify
かけたら、久しぶりにキロ16分とかを見た。
(もうずっと音楽かけっぱにしといたらよかったかも)

やっとこ山伏峠(135K)着いて、
「ここからは試走してる道!」と
気持ちを入れ替えた。

が、石割山が遠過ぎて
試走した時の50倍はしんどい。

たまーに後ろから、選手がやって来て
先にどうぞと譲り、ストレッチをして休む。

稜線に出ると、山中湖側からの冷たい風が吹いて、ペース上がらないから、冷えない為に、レインのフードを被って、その上からヘッデンを着けて、開いてたベンチレーション閉めて、防寒パンツのベンチレーションも閉めた。

鎖場やトレイルが狭い所には
ピクトグラムの注意喚起あり
さらに、山岳系のボランティアさんも配置されていて、
「この先、狭いので気をつけてください」
と声かけをしてくれてた。

息も絶え絶えで、登って行くけど
パワーが出ない。
柚子味のわらび餅は、爽やかで口に入れた時は良かったけど、飲み込むとおええええーとなるし、キンキンに冷えたフラスクの飲み物を飲むのが辛かった。

どこだったか、パンパン!って破裂音して
もう着くのかな?と思ったら、稜線で
ボランティアさんが熊よけの音を出していた。

「今朝が出たんですよ〜、気をつけて下さい」

えええええ!?
こんなノロノロペースなのに
熊!?
気をつける!?!?

脳もキャパオーバーでした。

どこだったか、そろそろ石割山着いてもいいはず、と久しぶりにジオグラフィカ開いたら
まだ3K位あって、ドン引きした。し、
きららを気軽に出てきてきまったことを後悔。

サーモスに入ってる常温になってしまった白湯は飲めた、が、サーモス200ml位なので大事に飲まないと!と思った。

・両脇から出てる茶色い枯れた草がおばあさんに見えた
・先の方に、いろんな人のカラフルなザックがあるなと思ったら、百合みたいな葉っぱだった
・明るく光ってて、スタッフさんのテント?と思ったら、百合みたいな葉っぱ

テントみたいのを見たので、暖かい所で休みたかったんだと思う。

ほうほう、これ、幻覚?だよね?
思っていたよりは怖くなかったけど、
さすがに自分の精神状態がマズイのでは?
と思うと、

「怪我なく自力で二十曲に着かなくては」
と強く思った。

低血糖からか、ふらつき、軽いめまいも出てきて、とにかく石割山に着きたく
立ち止まり休憩はするが、座ることはせずに
足を進めた。

やっとこ石割山分岐に着き、安心しました。
下りの脚も終わってるので、歩いて降りて行った。


きららエイド以降のラップを晒しておく。


二十曲エイドに着いた。

着いたらすぐに、RSタグを外してと言われて
タイムオーバーしてることに気づきました。

二十曲エイドは本来は、リタイヤ出来ないエイドなのだけど、搬送はあります。
たまたま、すぐに搬送用の10人くらい乗れるタクシーが来て、お湯だけ貰って乗り込む。

「僕、3分オーバーだったんすよね、悔しい」という選手もいた。

山間部だけ、そのタクシーがピストンしてるようで、あるところで降ろされ、普通の観光バスに乗り換えコニファーまで搬送してくれました。

コニファーでは、手荷物置き場で受け渡しのボランティアを終夜されていた、こびとくさんに会えてほっとしました。

寒くてびっくり。着替えに更衣室(遠い)へ向かいました。

というわけで、無事に私の
大会参加レポも終わりに辿り着けました。
長々とお付き合いありがとうございました。